Bay Trail-TのスティックPC一覧+性能比較表

Bay Trail-TのスティックPC一覧+性能比較表

プロセッサーとしてBay Trail-T(Atom Z3735F)を載せたスティックPC一覧です。厳密な性能比較表から選び抜かれた最も優秀なスティックPCとは!?

この世代の傾向

プロセッサーは、全製品共通でAtom Z3735Fが採用されています。このプロセッサーはAirmont世代のマイクロアーキテクチャで作られるコードネームBay Trailのうち、タブレット向けを意味するTの字が末尾に付けられたBay Trail-Tに属するAtomファミリーの型番Z3735F・・・、と言うことになります。

性能は、型番が同じなのでプロセッサーによってもたらされる範囲については全製品で差が全くありませんでした。メモリーやストレージによる小さな違いはありましたが・・・。

このプロセッサーの残念な仕様として、Wi-FiとBluetoothの接続インターフェイスが高速なPCI-Expressではなく遅い外部SDカード扱いと言うことがありますが、そのためにWi-FiとBluetoothが干渉し合い、通信が不安定になるなどの問題が発生していました。

GPUについても、同じプロセッサーを採用したタブレットでは問題無く再生できるYouTubeが、スティックPCではたびたびフリーズすると言う無様な醜態を見せつけていましたが、その裏には、スティックPCの小さな筐体とそれに合わせた貧弱な冷却装置では廃熱で不利なためすぐに熱暴走してしまう、と言った背景があったのです。

USBについては、データ通信用のUSB 2.0 Type-Aポートが1つだけと言うのが主流で、中にはmicroUSBポートも使えるものもありました。

m-Stick MS-NH1

mouse(マウスコンピューター)のm-Stick MS-NH1は、日本で最初に販売された小さなスティックPCで、その小ささは現在販売されているスティックPCの中では最小です。しかも小さいだけでなくとても軽く、その重量はなんとたったの44g!コンパクトさを重視する人にはおすすめですが、小ささを実現するために冷却装置が貧弱なファンレス構造になっているので、温度が高くなりがちな点には注意が必要です。

ちなみにこのスティックPCのOSは発売当初、Windows 8.1だったのですが、後にWindows 10へと変わり、それにつれ型番もMS-NH1-W10になっています。また、64GBと2倍のストレージ容量を持つMS-NH1-64G-Proも販売されていますが、こちらのOSは8.1 Proのままです。

Picoretta

マウスコンピューターのグループ会社、パソコン工房のPicorettaは、ファンレスながらヒートシンクとヒートパイプの割りとしっかりした放熱装置を備えています。ただし、そのために重量は70gとスティックPCの中では重めになっています。

ちなみに、実はこのスティックPCはECS社のPCoSと全く同じ物で、ODM製品です。が、そもそも日本企業から出ているほとんどのスティックPCも中国製ODMだったりします。

Palm Stick PS01H

ちょっと怪しい?パソコンショップ、FRONTIERのPalm Stick PS01Hは、大型ヒートシンクを搭載したファンレスのスティックPCです。性能は他の製品とほぼ同じと見られるものの、他店よりやや安い?

m-Stick MS-PS01F

マウスコンピューターのm-Stick MS-PS01Fは、同社m-Stickシリーズで初となる冷却ファン有りのスティックPCです。ちなみにパソコン工房から出ているPicorettaはECSのPCoSと同じ物でしたが、この製品はその冷却ファン有りモデルにあたります。

Diginnos Stick DG-STK1B

ドスパラのDiginnos Stick DG-STK1Bは、重さが50gと軽量なファンレスのスティックPCですが、ケースが「金属でできている」ので、冷却性能は他のファンレス製品に比べてむしろ有利かも知れません。

また、USB 2.0 TYPE-Aポートに加えてMicroUSBポートもデータ通信用として使えるのも利点のひとつです。MicroUSB-USB変換ケーブルも付属しています。

発売当初のOSはWindows 8.1で、型番は末尾にBが付かない「Diginnos Stick DG-STK1」でしたが、Windows 10の発売後にこれらが変更されました。

Compute Stick STCK1A32WFC

マイクロプロセッサーの世界的な製造会社、Intelから出ているこのCompute Stick STCK1A32WFCは、スティックPCのリファレンスモデルとも言える製品・・・、のはずでしたが、出荷前に不具合が発覚し、発売日が2度延期されています。しかし、同世代のスティックPCの中では唯一、Windowsのスリープ機能に対応していたからなのでしょうか?それでも人気のスティックPCとしてよく売れていました。

ちなみにこの製品はOSにLinuxを搭載したものが販売されています。また、Windows8.1から10へ変わっています。

Endeavor SY01

エプソン製スティックPC、Endeavor SY01

コンパクトなスティック型PC「Endeavor SY01」。テレビやディスプレイをパソコンに!パソコン・ノートパソコン(ノートPC)・タブレットを製造・販売するエプソンダイレクトの公式サイト。BTOでお客様のニーズにあったノートPCをインターネットで注文することができます。

エプソンのEndeavor SY01は、冷却ファン有りのスティックPCです。入荷数が少なかったのか?さっさと売り切れてしまいました。

ideacentre Stick 300

Lenovoのideacentre Stick 300は、HDMI端子の保護キャップが付いた冷却ファン有りのスティックPCです。初回限定品としてMicrosoft All-in-One Media Keyboardが付いたものも売られていました。私が購入したのもコレです。

Diginnos Stick DG-STK2F

ドスパラのDiginnos Stick DG-STK2Fは、Windows 10がプリインストールされたスティックPCとしては日本国内初の製品となります。

同社からすでに発売されていた金属筐体のファンレス型と違い、プラスティック筐体の冷却ファン有り型となっています。ちなみにこの冷却ファン、日本電産コパル製なのですが、ちょっと小さすぎる?ためか、音がうるさいと言う評判です・・・。

この製品もMicroUSBポートが給電用とは別にもうひとつあります。

Diginnos Stick DG-STK3

ドスパラのDiginnos Stick DG-STK3は、現在販売されている中では42gと最軽量のスティックPCです。CPU上部に網目状の穴を設けることで、放熱性を高めるとともに重量削減を実現したとのことですが、それだけで他のファンレス製品に比べて確かな差が出るのかは疑問です・・・。

が、この製品の真の特徴は重量やメッシュ構造ではありません。値段の安さです。税込み9,980円はこれまで販売されてきた製品の中では最安値です。しばらくした後は、色々な製品が同様に安売り状態になっていきましたが・・・。

ところで、ドスパラのこの世代のスティックPCに共通のことですが、MicroUSBポートが給電用とは別にもうひとつあります。

性能比較表

性能比較表はまた後日載せます・・・。

Bay Trail-T最優秀スティックPC

Bay Trail-TのスティックPCで最も優秀だったのは・・・、ファンレスではDiginnos Stick DG-STK1Bです。筐体が金属でできているので、他のファンレスすてぃっくPCよりかは少しだけ冷却性能で有利です。

冷却ファン有りではCompute Stick STCK1A32WFCでしょうか。USBポートはひとつしかありませんが、Windowsのスリープ機能を使えるのを有り難がる人が多かったようです。

Bay Trail-TのスティックPC一覧と性能比較表でした!

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