「ドローン飛ばす」は犯罪予告になる?威力業務妨害でノエル逮捕

「ドローン飛ばす」は犯罪予告になる?威力業務妨害でノエル逮捕

ドローン少年ノエルがついに逮捕されました。逮捕容疑は三社祭で「ドローンを飛ばす」と犯罪予告し、警備を強化させたことによる威力業務妨害。しかしノエルは容疑を否認しています。「ドローンを飛ばす」発言は本当にあったのか?そもそも「ドローンを飛ばす」ことは犯罪なのか?事件の疑問を究明します。

ドローン少年ノエル逮捕

小型無人機「ドローン」を国会議事堂近くに持ち込むなどしていた横浜市の無職の少年(15)について、警視庁は21日、浅草神社(東京都台東区)の三社祭でドローンを飛ばすとの発言をインターネット上に投稿したとして、威力業務妨害容疑で逮捕した。

捜査関係者によると、少年は、三社祭でドローンを飛ばすとの発言をネットに投稿し、奉賛会に警備を強化させるなど、通常の業務を妨害したとしている

奉賛会は墜落事故を防ぐため、ドローンの使用をしないようホームページや会場で呼びかけていた。

ドローン少年ノエルついに逮捕!しかしこの事件には気になるところが数多くあります・・・。

・三社祭が開かれたのは15日で、ノエルが保護(?)されたのも15日。
・ただし三社祭には行っておらず、別の場所で。
・その4日後の19日に有楽町駅で保護されている。
・そしてその2日後の21日に逮捕。
・容疑は15日に三社祭で威力業務妨害を行ったとのこと。
・19日にも接触していたのになぜ6日後の21日になってから逮捕に踏み切ったのか?
・ノエルは容疑を否認しているが、本当に「ドローンを飛ばす」発言はあったのか?

この内最後の、犯罪予告とされている「ドローンを飛ばす」発言が本当にあったのか見てみましょう。

ドローンを飛ばすは犯罪予告?

この配信動画からわかるのは、撮影をやめるように言われたが、祭りに行くと発言した、ということ。確かにノエルの主張通り、「ドローンを飛ばす」とは言っていません。ドローンを飛ばそうとしていたのかはわかりません。そして実際に、当日は三社祭が開かれた神社とは別の公園に現れていました・・・。

威力業務妨害容疑で警視庁に逮捕された横浜市の無職少年(15)が今月上旬、京都市の東本願寺や兵庫県姫路市の姫路城でドローンを飛行させていたことが、同庁幹部への取材でわかった。

同庁幹部によると、少年は1日に東本願寺で、3日には姫路城で、それぞれ上空にドローンを飛ばし、機体のカメラで撮影した動画をネットサイトに配信していた。いずれも目撃者の通報を受けて駆けつけた京都府警と兵庫県警の警察官から、通行人や文化財に危険が及ぶ恐れがあるとして注意を受けていた。

私は知りませんでしたが、ノエルは5月に入ってからすでに2回ドローンを飛行させて空撮配信しており、そのすべての回で警察からの注意を受けていたとのこと。3回目の善光寺でドローンを墜落させた時からではなく、実は最初から警察にマークされていたのです。なぜ?

この約1週間前には、40代の男が首相官邸にドローンを落下させていたという事件がありました。間違いなくこの件で警察は取締りを厳しくしていたのでしょう。しかしこの取り締まりに法的な抑止力はありません。法律では禁止されていないのです。だから進行方向を塞ぐように取り囲んで実質の拘束をしたり、強制連行と同等の強引な保護に走ったり、「ドローンを飛ばす」とは言っていないのに犯罪予告として認定したり、祭りは6日前だったのに逮捕の理由を後付けするために威力業務妨害の容疑をかけたりしたのです。

Twitter Facebook LINE はてブ